2025.09.24
コラム
当社主催の伐木研修会を実施
今年も当社主催の伐木研修会を実施しました。
今回は出張所単位で企画することとし、富川出張所は6月24日、遠軽・道北出張所は合同で7月10日、十勝出張所は少し遅れて9月10日の開催となりました。
いずれも林災防から講師(安全指導員)をお招きし、作業現場にて各チェンソーマンが伐倒の実技を行い、基本動作・応用知識について指導していただく実践的な研修です。
①富川出張所では造材・造林班に加え、協力会社のチェンソーマンも参加。
恒例となっているチェンソーマンの実技の講評に加え、今年入社した新人もいることから災害事例で見かける蔓がらみの処理についても特に説明を受けました。
②道北・遠軽出張所では各チェンソーマンの実技のほか、チェンソーの目立てについても指導を受けました。
刃の研ぎ方は人それぞれで知らぬ間に付いた癖があるもの。改めて基本を知り、セルフチェックすることが重要です。
③十勝出張所は地元他社との共催を企画していましたが調整がつかず、少し遅れた開催となりました。伐倒実技後、受け口の角度・追い口の傾き・会合線の引き結びなどについて計器を用いて測定。
伐倒のメカニズムを分かりやすく解説していただき、皆で意見交換をしました。
伐倒作業は手順をしっかり守ることにより災害のリスクを大きく減らすことが出来ます。
しかし実際に現場に入ってしまえば立地条件は多種多様です。
どんなベテランでも「完璧」はあり得ません。
改めて指導を受けることで「この基本の意味はこういうことだったんだ」「それは知らなかった、忘れていた」という『気づき』が必ずあるはずです。
その『気づき』を期待しつつ、当社は今後も伐木研修会を続けていきます。